北陸新幹線・敦賀以西のルートをめぐる発言(まとめ)(2025年8/19)

現状の発言を分かりやすくまとめてみました。

「小浜」か「米原」か?

北陸新幹線・敦賀以西の延伸ルートをめぐり、情勢が一気に揺れ動いています。
すでに与党PTが決めていた「小浜・京都ルート」に暗雲が立ち込め、一度は消えたはずの「米原ルート」が再び浮上してきています。

議論はさらに混迷の度を増しています。


京都仏教会「千年の愚行」

トンネル工事に伴う残土処理や地下水への影響など、京都では懸念が根強くあります。特に京都仏教会は「小浜・京都ルート」を『千年の愚行』と強烈に批判。宗教界からも反対の声が上がっています。


参院選で米原ルートが再浮上

7月の参院選京都選挙区では、維新の新実氏が「米原ルート検討」を掲げてトップ当選
現職で「小浜ルート」推進派の自民・西田氏は次点当選し、選挙結果が議論の流れを変えています。


西田氏(自民)

「米原案は便益がなかったから落ちた」としつつも、選挙の結果を受けて再検討を容認する姿勢に転換しています。

「虚心坦懐に検証し、結果を国民や野党に示して納得してもらう必要がある」


吉村氏(維新・大阪府知事)

吉村氏は国に要望書を提出し、「比較検討」を強調しています。

「小浜・京都ルートではなかなか理解が得られない。米原ルートも含めて検討し、1日でも早い大阪延伸を」

さらに、与党PTだけでなく超党派の会議体で議論すべきだと提案しました。


三日月氏(滋賀県知事)

意外にも“米原推し”ではないのが地元・滋賀の立場としています。

「望んでいない米原ルートを言われるのは正直戸惑う」

と、牽制球を投げました。新幹線は財政・在来線・地域負担を伴うため、「欲していない地域に線を引くのか」という疑問を提示しています。


JR東海・丹羽社長

東海道新幹線を運行するJR東海のトップは米原接続に否定的です。

「東海道新幹線はすでに過密ダイヤ。米原からの乗り入れは難しい」

リニア開業後の可能性についても「相当先の話」として議論に入る考えは示していないです。


まとめ

  • 小浜・京都ルート … 地元京都や宗教界から強い反対
  • 米原ルート … 政治的には追い風だが、滋賀県は慎重姿勢
  • JR東海 … ダイヤ上の制約から米原接続に否定的

与党PTの決定から7年。再び「小浜」か「米原」かの選択が迫られています。
今後の展開は、「地元合意」「JRの判断」「政局」という三つの要素がカギを握りそうです。

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