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敦賀から新大阪まで延ばす北陸新幹線。ルートは「小浜・京都ルート」で与党が合意済みですが、着工はまだ先送りの状態が続いています。そんな中、国土交通省が2026年度予算の概算要求で、このルートに関する“調査費”を盛り込む方針を固めました。調査費の盛り込みは4年連続です。
4年連続の調査費、その狙いは?
国交省は今回、整備新幹線の建設推進や高度化に関する事業として、前年と同額の 19億2300万円 を要求。その中の一つが「小浜・京都ルート」の事業推進調査です。
本来は“認可後”に行う調査を、前倒しで進める形で費用を計上。過去には小浜駅の概略設計や地下水調査、建設残土の処理方法検討などに充てられてきました。
26年度はさらに、
- 施工上の課題解決(工期短縮を狙う)
- 沿線地域の理解促進(科学的知見に基づく情報発信や体制強化)
などに活用される見通しです。
ルート再検証の声も根強い
ただし状況は一枚岩ではありません。
- 京都府内からは「地下水への影響」や「地元負担増」への懸念が続出。
- 与党整備委員会の西田昌司委員長は、かつて不採択となった 米原ルート や、小浜・舞鶴ルート も含めた“再検証”に言及。
- 与党の上部組織「整備新幹線建設推進PT」でも、各ルートの費用対効果や選定経緯を再チェックする見込みです。
政治的な空気もからんでいて、自民党内の総裁選日程などを踏まえ、PTの会合は9月以降にずれ込む可能性があるとのこと。
まとめ
- 国交省、2026年度概算要求で 小浜・京都ルート調査費を4年連続計上
- 目的は「施工課題の事前解決」「沿線理解の促進」
- 一方で、米原ルート再浮上 など議論は流動的


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