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北陸新幹線・敦賀以西は小浜ルートを改めて支持
北陸新幹線・敦賀以西ルートを巡り、JR西日本の倉坂社長が7月23日の定例会見で改めて「小浜・京都ルート」支持を表明しました。
その理由はシンプル——
「乗客の利便性を考えれば、京都駅の近くを通るルートが望ましい」
というもの。観光・ビジネスの拠点である京都駅に直結できることが、最も利用者のメリットになるという考えです。
参院選結果へのコメントは控えめ
今回の発言は、ちょうど参院選京都選挙区(改選数2)の結果が出た直後。
結果は——
- 米原ルート再考派(日本維新の会・新人)
- 小浜ルート推進派(自民党・現職)
の両者が当選という、まさに**“拮抗状態”**。
これについて倉坂社長は、
「選挙結果は民意そのものだが、新幹線整備との関係性は言及しかねる」
と、あえて深入りしないコメントにとどめました。
「国家プロジェクト」としての整備を強調
一方で、政局の影響については触れ、
「安定的な政権運営を行っていただき、国家プロジェクトである新幹線整備が着工に結びつくことを願う」
と、新幹線建設の“国策”としての位置づけを強調。
敦賀以西の着工実現に向け、政権の安定を望む姿勢を見せました。
ルート論争の行方は?
敦賀以西のルートは、今まさに「小浜・京都」vs「米原」の再検証が進もうとしているタイミング。
JR西日本トップがあらためて小浜案を支持したことで、今後の議論にも影響が出そうです。
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